目次
はじめに
今まで、若者中心にいろんなブームが巻き起こっては去ってゆくのを繰り返しながら時代が変化してきましたが、なかなかブームが終わらないものもありますよね。
それが「タピオカブーム」です。今は第三次タピオカブームの真っ最中ですが、今年(2019年)もタピオカ専門店が続々と全国に増え続けています。
一方、もうちょっと前に巻き起こっていた「パンケーキブーム」は、いつの間にか落ち着いていますよね。
ところが今、新たなブームが始まろうとしているかもしれません。それがタピオカパンケーキなんです。初めて聞くと「合わないんじゃないか」「別々で食べたい」と思う方もいるかもしれませんが、実は本場台湾で大人気のメニューで最近ついに日本初上陸したんです。とっても気になりますよね。
大阪にできた話題沸騰中のタピオカパンケーキについて、とことん調べていきましょう。
タピオカブームとパンケーキブーム
本題に入る前に、タピオカとパンケーキはいつどこで生まれたのか、いつからブームが来たのかが気になったので調べてみました。
タピオカミルクティーはどうやって生まれたのか
1983年に創業した春水堂(チュンスイタン)という台湾で大人気のお茶専門カフェが、タピオカミルクティー発祥の店と言われています。ちなみに、創業当初の店名は陽羨茶行(ヨウケン茶屋)でした。創業者は劉漢介(リュウ ハンジェ)さんです。
台湾ではずっと昔から温かいお茶が愛されていましたが、若者がだんだん飲まなくなりお茶文化がなくなる危機を感じ、1893年泡沫紅茶(ほうまつこうちゃ)という、カクテルシェーカーに氷と中国茶を入れて作ったアイスティーが開発されました。当時冷たいお茶はとても斬新だったので、一躍話題になりました。
それでも、若者がお茶文化から離れていくことは避けられず、どうにか若者にもたくさん飲んでもらえるお茶が出来ないか試行錯誤を繰り返しました。
そして1987年、ローカルフードであるタピオカを濃厚なミルクティーに入れたタピオカミルクティーが生まれました。しかも、従業員がたまたまやったことが始まりだったようです。これが大ヒットし、国民的人気のドリンクとなりました。
2013年、代官山に日本1号店が開店しました。オープン当初から行列ができ、日本でも大ヒットしました。
台湾の春水堂に惚れ込んでから3年間も交渉をし続け、ついに日本上陸を成功させて春水堂を日本でも大ヒットさせたのが、関谷有三(せきや ゆうぞう)さんです。関谷さんがいなければ、もしかすると現在のタピオカブームはなかったかもしれません。
ところでタピオカって本当に太りやすいのでしょうか。気になる方はこちら↓
タピオカブーム
タピオカブームの歴史を振り返ってみましょう。
・1992年 第一次タピオカブーム
1980年代後半からエスニック料理ブームが来て、1990年にタイ料理が日本人にヒットしました。その流れで流行したのがこのタピオカココナッツミルクです。タイ料理のデザートとして出されていました。
・2008年 第二次タピオカブーム
先ほどご紹介した「春水堂 代官山店」が第二次タピオカブームの火付け役と言われています。その後も様々なタピオカ専門店が増えていき、街中で太いストローをさしてタピオカドリンクを飲みながら歩く姿がよく見られるようになりました。
ですが、その後ふわふわかき氷ブームやパンケーキブームが到来し、タピオカブームは去っていきました。
・2018年 第三次タピオカブーム
女子高生中心に、可愛いものはスマホで撮影してSNSに投稿するのが当たり前の時代になりました。「SNS映え」「インスタ映え」という言葉が流行し、味だけではなく見た目もすごく綺麗なタピにオカドリンクが続々と登場しています。第三次タピオカブームはまだまだ続いています。(2019年11月現在)
パンケーキはいつから日本に広まったのか
一方、パンケーキの歴史はとっても長いです。ちなみに「ホットケーキ」と呼ばれることもありますよね。この二つは同じものですが、ホットケーキは日本だけで使われている呼び名で、パンケーキは世界共通語となります。
パンケーキは、古代エジプトで生まれたと言われています。しかも、神へ捧げる神聖なる食べ物とされていたようです。
明治17年、「百科全書」という海外の書物を日本語訳した本が出版されました。その中で、パンケーキを「薄餅」と訳されて紹介されたことが日本に知られたきっかけでした。
その後大正12年に日本橋のデパートで、パンケーキが日本初上陸しました。当時は、「ハットケーキ」という名前で売り出されました。
昭和5年頃、一般家庭でも気軽に食べられるように「ホットケーキミックス」が販売されたました。「温かいうちに食べるケーキ」という意味で、ハットケーキからホットケーキという名前に変わりました。
1956年、森永の「ホットケーキの素」が販売されて、1959年に「ホットケーキミックス」と改名され、ロングセラーとなりました。
パンケーキブーム
2008年、オーストラリアのシドニー発祥の店「bills」が鎌倉にオープンしました。
Billsの人気メニュー「リコッタパンケーキ」は、リコッタチーズがたっぷり入ったふわふわのパンケーキで、今までとは食感も味も違ったパンケーキが大ヒットしました。
2010年、ハワイ発祥の店「Eggs’n Things(エッグスン・シングス)」が原宿にオープンしました。
パンケーキは小ぶりですが、その上に驚くほど山盛りの生クリームがインパクト抜群です。生クリームはあまり甘くないので、意外にペロリと食べられちゃうんですよね。
他にもパンケーキ専門店が続々と登場し、どこも毎日行列ができていました。2010年頃から始まったパンケーキブームはその後もしばらく続いていましたが、2〜3年後にポップコーンが流行ったこともあり、だんだんと落ち着いていきます。
ですが、今でもパンケーキ専門店にはお客さんがたくさんいて、ブームは去ったかもしれませんが長年愛され続けています。
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大阪のタピオカパンケーキ 美好年代
近頃、タピオカとパンケーキが融合した最強のスイーツのお店が、台湾から日本に初上陸したことで話題になっているので調べてみましょう。
台湾から来たタピオカミルクティーパンケーキ発祥のお店がついに日本初上陸をしました。その名も「美好年代(メイハオニエンダイ)」です。日本1号店は、大阪の四ツ橋にオープンしました。
「美好年代(メイハオニエンダイ)」とは、フランス語の「Belle Epoque(ベル エポック)」を中国語訳した言葉です。「古き良き時代」という意味があります。19世紀末〜20世紀の初めにフランス・パリ中心に、新たな文化や芸術が生まれた時代をイメージしています。
2019年9月13日〜15日にプレオープン、9月20日にグランドオープンしています。それでは、美好年代のメニューを見てみましょう。
一番人気のメニューは、黒糖タピオカチーズスフレパンケーキです。このパンケーキ、動画で見ると誰もが食べたくなる魅惑のパンケーキなんです。それではご紹介しましょう。
いかがでしょうか。別名「滝スフレ」とも呼ばれています。これぞ究極の“動画映えスイーツ”ですよね。
ふわふわのスフレパンケーキはミルクティー風味です。これににフィルムを巻いて、たっぷりの北海道産チーズクリームとタピオカが乗っています。フィルムを外すと、中からクリームとタピオカがたくさん溢れ出てきて、さらにその上から黒糖たっぷりのタピオカを流し入れて“追いタピオカ”をします。
誰もが惹かれるビジュアルで、もちろん味も最高です。塩気のあるチーズクリームと、コクのある甘い黒糖タピオカが合わさって、甘じょっぱい究極の味が生まれます。
こちらはオーダーを受けてからスフレパンケーキを焼くので、いつでも出来たてのパンケーキを食べることができます。出来上がるまで20〜30分かかるので、時間に余裕があるときに行くのがオススメです。
次はタピオカミルクティーパンケーキをご紹介します。
こちらはスフレパンケーキではなく、ふかふかでもちもちしたパンケーキです。自家製紅茶クリームがたっぷりかかっています。パンケーキの間と一番上にはタピオカを乗せていて、全部食べるとタピオカミルクティーの味が口いっぱいに広がります。
値段は、タピオカミルクティーパンケーキが750円。黒糖チーズスフレパンケーキが800円。タピオカもパンケーキもそれぞれ結構お値段がするので、この二つが融合しているわりに、お手頃価格だと個人的には思いました。ぜひ皆さんも食べてみてくださいね。
今の所(2019年11月)日本には阪にしか店舗がないですが、これからどんどん増えていきそうですね。大阪が遠くてなかなか食べられない方も、もっと気軽に食べられるようになる日が近々来るのではないでしょうか。楽しみです。
【住所】大阪市西区北堀江1-16-9
【電話番号】0671710037
【営業時間】11:00〜20:00
美好年代 インスタグラム
https://www.instagram.com/belleepoque_osaka/?utm_source=ig_embed
Butter
大阪にあるパンケーキ専門店の「バター(Butter)」が、2019年7月18日から台湾フェアを始めました。世界の味をパンケーキで表現した「世界のパンケーキシリーズ」第3弾として、台湾にちなんだパンケーキ・スイーツなどをたくさん提供しました。
その中にあったのが、こちらのタピオカパンケーキです。
こちらの「たっぷりフルーツの台湾パンケーキ ~ミルクティーソースがけ~」のお値段は、1280円(税抜)です。
香り高いミルクティソースが、パンケーキの上にたっぷりとかかっています。周りには、台湾伝統のフルーツがたくさん添えてあり、デザートのタピオカ、豆花(トーファ)、マンゴーアイスもある贅沢すぎるパンケーキです。
期間限定メニューが定期的に登場するので、ぜひチェックしてみてくださいね。大阪には2店舗あります。
「Butter 茶屋町」
【住所】大阪府大阪市北区茶屋町4-4 茶屋町ガーデンビル2階
【電話番号】0663741166
【営業時間】11:00〜22:00
「Butter あべのHoop」
【住所】大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30 Hoop B1F
【電話番号】0666292333
【営業時間】11:00〜23:00
Butter HP http://www.butter-pancake.com
#702 ( ナナマルニ ) CAFE & DINER
大阪のなんばパークス店にある「#702 ( ナナマルニ ) CAFE & DINER 」で、2019年1月16日〜2月28日までの期間限定で、タピオカパンケーキが登場しました。
このパンケーキは、タピオカ粉を使用していて、ふわふわもちもち新食感なんです。しかも、4種類あって見た目もとってもカラフルで魅力的です。
「タピオカパンケーキ ミルクティー」980円(税抜)
「タピオカパンケーキ ストロベリー」980円(税抜)
「タピオカパンケーキ 抹茶」980円(税抜)
「タピオカパンケーキ マンゴー」980円(税抜)
見た目も味も楽しめる、魅力的なタピオカパンケーキでした。タピオカまでいろんな味が楽しめるなんてとっても新鮮ですね。他ではなかなか味わえないので、今後も期間限定メニューは注目ですね。
【住所】大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス 7F
【電話番号】06-6643-9233
【営業時間】11:00〜23:00
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まとめ
この記事についてまとめました。
- 大阪でタピオカパンケーキが食べたかったら、「美好年代」へ
- 「美好年代」は台湾で大人気のタピオカミルクティーパンケーキのお店で、2019年9月20日に日本1号店がオープン
- 人気No.1メニューの「黒糖タピオカスフレパンケーキ」は、“動画映え”すると超話題タピオカパンケーキ
- 他にも大阪では、「Butter」や「702 CAFE & DINER」のように期間限定でタピオカパンケーキを出すお店もあるので今後も要チェックすべき
いかがでしたか。今のところ日本では大阪でしか食べることができない「美好年代」のタピオカパンケーキ、ぜひみなさんも食べに行ってみてくださいね。
タピオカって本当に美味しいですよね。ドリンクだけではなく、パンケーキにまで乗ってしまうとは、ますます食べたくなってしまいます。ですがタピオカ好きだからこそ、ある悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。それが「ダイエットができない」ということ。
タピオカを無理やり我慢してしまうのはストレスになって逆に健康によくないけど、飲み続けるとどんどん太ってしまうと悩んでいる方に朗報です。
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そのタピオカドリンクは、専門店で飲むタピオカとは違います。栄養たっぷりの置き換えするのにぴったりな「こんにゃく由来のタピオカが入った酵素ドリンク」です。
正しく置き換えをすることで、体の中からデトックスして綺麗にダイエットができるんです。しかも、タピオカドリンクで置き換えは今までなかったものなので、とっても嬉しいですよね。
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