ダイエットでよく「お茶と水どっちを飲んだ方がいいの?」と疑問に思われている方が多いと思います。
私もその1人でした。ダイエットする上で水分補給は体内の毒素を出してくれたり、代謝を上げてくれる役割があります。
「水分」はダイエットする上で必ず必要と言っても過言ではないでしょう。
実際、人間の身体は80%水分でできているというぐらいなので、水分不足になると身体の不調が色々出たりしますよね。
それぐらい身体には水分が必要なのです。では、お茶と水どっちを摂取する方がより効果的なのでしょうか?
お茶には「利尿作用」という成分が入っていたりしますし、水はよくダイエットと調べると「2リットル飲むと効果的」という言葉を良くみると思います。
お茶と水は普段から私たちが生活する上で一番飲むことが多い飲み物だと思うので、その疑問を解決していきましょう。
目次
ダイエットに必要には必要!水分の大切さ
よくダイエットには水分を摂ることが必要不可欠と聞きます。
しかし、その一方で水分を摂ることが大切だからといって必要以上に水分を摂ることによって「水太り」の原因になってしまう場合もあります。
そのことが原因で「水分摂っても痩せない!」「水分を摂るだけでは痩せない!」と思っている人も中にはいると思います。
実はちゃんと理由があったのです。そちらをご紹介します。
水太りの原因
まず、水太りというのは体内に水分が溜まってしまっている状態のことです。
その溜まってしまった水分は老廃物として体内に残ってしまうので見た目が太って見えてしまうのです。
皆さんがよく聞く「むくみ」の症状ですね。特に女性は悩まされるのではないでしょうか?夕方になると、
- 靴下、ストッキングの跡が残っている
- 靴がきつく感じる
- 脚がなんだか重たい
などの症状に覚えはないでしょうか?本当にこの症状って厄介ですよね。これらの原因は決して水分の摂り過ぎなだけではありません。
原因として、
- 代謝が悪い
- 悪い生活習慣
が考えられます。こちらも詳しく説明していきます。
代謝が悪い
水分というものはリンパや血管を通って体内に吸収されたり、体外へ排出されていきます。
しかし、体質で新陳代謝が悪いとこのリンパや血管の流れも悪くなり、老廃物が溜まってしまう原因になります。
この老廃物がむくみの原因になり、見た目が水太りしているように見えてしまうのです。
老廃物が溜まることによって更に新陳代謝も悪くなり、免疫力も下がってくる為、病気にもなりやすかったりします。
悪い生活習慣
悪い生活習慣をすることにより、汗をかく機会が減ることで代謝がどんどん下がっていってしまいます。
もちろん悪い生活習慣も原因なのですが、これが怖いことに加齢も原因でどんどん下がっていってしまうのです。
加齢にはさすがに逆らえないものですよね。なので、変えるとすればやはり生活習慣を変えるしかありません。
- 運動不足
- シャワーだけの入浴
- バランスの悪い食事
これらに当てはまる人は要注意です!ポイントは少しでも汗をかく意識をすることです。少しずつでもいいのでどれか1つの項目から改善していきましょう!
まずは水分を摂る前に自分の身体の新陳代謝を高めることが大切になりますので、こちらを頑張っていきましょう。
水分は身体の隅々にまで栄養やホルモン、酸素を運んでくれる役割があります。更に、体内の老廃物を尿として排泄してくれる役割もあります。
熱などが出てしまったとき「水分をたくさん摂りなさい!」とよくお母さんに言われていたと思うのですが、
これに対しても体温調節をしてくれるという役目があるので本当に私たちの生活の中で健康な体型を維持する為には水分は必要不可欠な物になります。
大体1日の水分摂取量は通常であれば、成人で1.2~1.5Lを目安に摂取してもらえば大丈夫と言われています。
モデルさんや女優さんの場合は「1日4~6Lを目安に水分を摂っている」という美容法を実践する人もいます。
けれど、水分を多く摂ったらと言って必ず痩せるという根拠はありません。かえって体調を崩す場合もありますので気を付けて下さい。
比較してみよう!どっちがダイエットに効果的?お茶と水
さて、本題です!ダイエットにどちらが効果的なのか気になりますよね。お茶と水それぞれの良さをご紹介します。
お茶でのダイエット効果
お茶は茶葉によって種類がたくさんありますよね。基本的にはどの種類も同じようなダイエット効果が期待できます。
- 血行促進
内臓温度が上がる為、代謝が上がります。定期的に摂取することで痩せやすい体質になります。
- 太りずらくなる
お茶には血糖を下げる効果があります。血糖値が急上昇するとインスリンが糖を脂肪として蓄えてしまいます。
- パフォーマンスの向上
カフェインの効果で一時的に身体が活性化されます。運動前に摂取すれば普段よりパフォーマンス力が上がるとのこと。
お茶でのおすすめの飲み方
お茶は水分補給以外の効果もあるので、ただ飲むというだけではなく、ポイントを意識して飲んでみてほしいです。
- ホットで飲む
冷えたお茶は水より身体を冷やしてしまいます。できるだけ温かくして飲みましょう。「利尿作用効果」もある為、1日1L以内にしてください。
- 食後30分してから飲む
食後すぐ飲みたくなると思いますが、消化液が薄まっている状態なので、胃に余計な負担がかかります。
それを防ぐ為に食後30分が経過してから飲むようにしましょう。
- 毎日継続して飲む
身体の細胞が入れ替わるには2~3ヶ月ほどかかるといわれているので、最低でも2~3ヶ月は継続してお茶を飲みましょう。
水でのダイエット効果
もっとも身近で安心して飲めるのが「水」です。カロリーもなく、美容健康にもいいです。では、どのような効果があるのでしょうか。
- むくみ解消
常温の水や白湯は無駄なく身体に吸収されます。過剰に摂り過ぎなければ、「むくみ予防、改善」に効果的です。
- 血流促進
特に白湯は血液をサラサラにしてくれます。身体全体の血行が良くなるので、「代謝の向上」や「むくみ解消効果」が期待できます。
- 痩せやすい体質に
内臓が活発になるので、「代謝向上」や「肝臓腎臓機能向上」「浄化作用」といった効果があります。
肝臓、腎臓は老廃物を薄くしてくれる役割があるので、特に大切ですね。
内臓に負担がかからないのも特徴で、内臓が活発になれば自然と痩せやすい体質になれるといわれています。
水でのおすすめの飲み方
水もお茶同様でただ飲むというだけでは効果はありません。正しい飲み方をすることによってダイエット効果が増すのでご紹介します。
- 必要量
尿や便、身体から蒸発する水分が1日2000~2600mlあります。逆に摂取される水分は、食べ物と代謝水で1100mlです。
つまり飲料水を1000~1500mlほど摂取する必要があります。
飲みすぎると塩分と水分のバランスが崩れて「むくみ」「冷え性」「ぽっこりお腹」になる可能性があります。
- 常温か白湯
飲み物の種類問わず、ダイエットにおいては内臓を冷やさないようにしましょう。内臓温度が1度上がると、基礎代謝が10%~12%も上がるそうです。
他にも「免疫力向上」「便秘解消」「消化促進」「浄化作用」が期待できます。
- 飲むタイミング
一度に飲み過ぎるのはNGです。自由なタイミングで問題はありませんが起床後だけは忘れず水を飲むようにしましょう。
「便秘解消」や「内臓活性化」に効果的です。このようにお茶も水も両方ダイエットとしての効果はあります。
なのですが、結論からいうと、「水」の方がカフェインのような成分が含まれていないのでおすすめです。
とはいえ、ダイエット効果としてそこまで差はありません。過剰摂取をしなければ、「お茶」でも大丈夫でしょう。
ただし、真夏などに利尿作用がある飲み物は、脱水症状になりかねないので基本的には水もしくは白湯で水分補給するのがおすすめです。
摂取量は体質によってそれぞれで差がありますが、どちらも過剰に摂取になるとむくみや身体のだるさ、
食欲不振といった症状になってしまう場合もあるので、記録を何日かとり「自分にあった水分量」を把握しましょう。
まとめ
- ダイエットに水分は必要不可欠
- 水太りの原因はむくみと代謝の悪さが関係している
- お茶も水もそれぞれダイエット効果はある
- どちらもダイエット効果としては対して差はないが、どちらかといえば水の方がおすすめ
お茶も水もそれぞれの効果としては問題はないのですが、水の方が何も成分など入っていない為、誰が飲んでもいつ飲んでも効果がでやすいということがわかりますね。
もちろん水が飲めない人やお茶が飲めない人という人もいると思います。その場合は摂取量を考えたり、代謝を下げない為にも運動不足や、食生活を見直すことが大切になります。
正しく摂取することによってダイエットの促進にもなりますので、正しい水分摂取を心掛けてダイエットを共に頑張っていきましょう!
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