体重の増減が激しくストレスもキツイ!?このままいくと?

日本は先進国の中で自殺率が凄く高い国です。

OECDという国際機関によれば、アメリカやイギリスなど先進国のトップ7の中で1998年以降の日本の自殺率は一番高いです。

つまり日本の社会はストレスが強いということです。あなたは大丈夫でしょうか?

ストレスを強く感じていて体重の激しい増減を繰り返してしまっている人もいるかと思います。

しかし、そうした急激な体重の増減は命に関わる危険なものです。今回はそんな方がストレス地獄から抜け出すことに役立てたらと思い記事を書きます。

この記事を読んで健康を取り戻してもらえるきっかけにして頂けたら本当に嬉しいです。

 

体重が増減した時に体内では何が起きている?

相当なストレスがあって体重の大きな変動まで起きる状態にある方は、気持ちに余裕も持てなくなっている方が多いと思います。

しかし、そのままでは取り返しがつかない状態にもなりかねません。

なので、まずはその急激な体重の増減がなぜ起こっているのかを一緒に見ていきましょう。

体重が急激に増えた場合の原因

体重が増える原因としては摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうことが根本にあります。

この摂取カロリーも消費カロリーもその人の生活習慣によって変わるものです。それぞれ見ていきます。

  • 食べ過ぎれば摂取カロリーは跳ね上がる

精神的に辛くなると食べすぎてしまうという人は多いのではないでしょうか。私はストレスが強まると甘いものを我慢できなくなります。

そして食べれば食べるほど余分なカロリーを身体に入れてしまうので太る原因となります。

ちなみになぜストレスを感じると食欲が増すのかというと、ストレスを受けると脳が通常よりも12%も多くのエネルギー必要とするためで、

それで多く食べる結果、脳は正常に働けるようになる反面、身体には無駄な養分が入り太ってしまうのです。

  • 消費カロリーはその人の運動習慣の有無や食習慣で良くも悪くもなる

強いストレスで気力が低くなっている方はこの消費カロリーが低くなる傾向となり、簡単に言うと老廃物の排出が遅くなり体重増加に繋がります。

この消費カロリーについてはその人の代謝の良さ運動する習慣の有無などで変わってきます。

代謝とは簡単に言うと燃費の良さのことです。摂取したエネルギーが使われて排出されるスピード、これが早いほど代謝が良いということになります。

精神的に辛い時は運動なんかしてられないですよね。私も本当にそうでした。1日中辛くて寝てる日だってありました。

だからこの記事を読んでいる方に健康のために運動してくださいなどとは言いません。

体重が急激に減少した場合の原因

ストレスを感じると食欲を我慢できなくなるということはよくありますが、

そのストレスが度を越してくると、今度は食べ物を喉に通す気すら湧かなくなることもあります。

そうして摂取カロリーが少なくなればもちろん体重は減少します。

相当思いつめてしまいがちな人はいきなりこの状態に入る人もいます。

こちらは消化吸収を促進する体内の臓器の働きがストレスによって抑えられてしまうことが原因です。

これで痩せたからといって代謝がよくなったわけではないので身体には悪い状態であり注意が必要です。

そのストレスを放置したら本当に危険!

ストレスによって食事が安定せず急激な体重の増減を繰り返す場合、それは命に関わる危険な状態です。

具体的には心臓疾患による突然死を引き起こすリスクが跳ね上がります。

リバウンドを繰り返した人は体重を安定に保っていた人に比べて高齢になったときにこの心臓突然死のリスクが3.5倍高くなるという研究結果もあります。

ダイエットをしている人に限らず、ストレスで体重が急激に変動している人はこの事実をまずは認識しておいて頂きたいです。

 

強いストレスへの対処法は?

私自身経験があるのでわかることですが、これほど強いストレスを感じているときは正常な判断はできなくなっています

ただただその環境をやり過ごすことに精一杯になってしまい、自分が悪く何も言えないといった気持ちになってしまうのですが、それこそ危険な状態です。

これから強いストレスへの対処法を紹介していきますが、これをすることは難しいという前提でしかしどうしても必要なこととして伝えていきます。

人に相談する!

これしかないです。自分がいる環境の外の人に話しましょう。なぜ人に相談するのかというと今の自分がどんな状態なのかを知るためです。

自分で解決できない、そんなどうしようもない環境や条件があるんです。

そして、それは様々な要因が絡み合って出来上がってしまうことが多いです。

その環境の人であったり、自分の運の悪いタイミングでの失敗、その仕事との相性が合わなかった、 といった要因が絡み合うことで対処できない条件が出来上がるんです。

相談というと抵抗があるかもしれません。私はそうでした。話すだけでいいです。自分がいる環境の外の人とです。

すると自分が今いる環境や条件は実は当たり前のものではないということや、自分が取れる選択肢が新しく普通に見つかったります。

人に話すのは勇気がいります。しかし、一方で話せる相手は実は探せばいくらでも見つけられます

私が職場のストレスで潰れそうになった時に話した相手は外国人でそれも片言の英語で話したにも拘らず救われました。

今の自分の生き方は当たり前じゃない、いろんな生き方があるんだと感じさせてくれたからです。

相談できる相手は必ずいます。そして、相談によって状況は大きく好転することが多いです。

まとめ

  • 急激な体重増加の原因も摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが原因
  • ストレスで脳はパフォーマンスが低下し、正常な状態に戻るためによりエネルギーを必要として食欲が増す
  • ストレスの度が超えると食欲がなくなり体重が落ちるが、代謝は悪く不健康な状態にある
  • 急激な体重増加を繰り返すことは心臓疾患による突然死の確率を3.5倍高めて大変危険!
  • 強いストレスは自分の環境の外にいる人に相談して解決策を探すことが必須!

 

今回、強いストレスに悩む方に向けて、体重の増減の原因とその危険性、対策について見てきました。

人は相当なストレスが掛かるとその影響が体重にも出ます。

そして、それが急激な体重の増減を繰り返すとなれば命に関わることも理解してもらえたと思います。

ストレスで気力が失われているときに人に相談するのは凄くエネルギーがいることです。

しかし、それをしなければ最も大切と言える健康を失うことになります。

すぐに相談できなくて大丈夫なんです。じっくりと探して自分に合う人を見つけることが大事なんです。

必ず相談できる相手は見つかります。今、ストレスで苦しんでいる方がこの記事をきっかけに解決策を見つけることができたなら喜ばしく思います。

 

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