ダイエットといえば「食事制限」「運動」といった言葉が代表的に思い浮かんでくると思うのですが、実は「服装」もダイエットに関係しているというのを知っていますか?
私も何年もダイエットという壁に何度もぶち当たりながら戦っているのですが、挑戦したと言えば「食事制限」「運動」「エステ」「サプリ」などです。
なのに、え?服装?と思わずなってしまいますよね。じゃあ厚着する方がいいのかな?と思いませんでした?
実はダイエット効果があるのは「薄着」の方なのです。薄着といえば、身体を冷やしてしまうのではないか?と疑問に感じると思います。
ダイエットにおいて冷えは天敵です。
代謝を下げてしまうと老廃物の流れを留めてしまうことがあるので、見た目が太って見えたりむくみの原因に繋がってしまいます。
なぜ薄着の方がいいかご説明していきます。
知らなかった!薄着でのダイエット効果
女性は特に冷え性で悩んでいる人が多かったり、身体を冷やしてはいけない!
という想いから寝るときでも靴下をはいて寝ていたり、厚着をして寝ている人もいますよね。
実はこれは脂肪をため込んでしまう原因なのです。驚きですよね。
中には極度の冷え性で「冷えで寝れない」と悩まれている人もいると思うのですが、実は逆効果なのです…。
けれど、普段から厚着をして寝ているのにいきなり薄着になれば寒くて更に寝れないのではないのかな?と不安になりますよね。
しかし、大丈夫です!寝ている間、身体は自然に体温を上げようとしてくれます。
私自身も冷え性でかなり悩まされていたのですが、ぐっすり眠ることができました。
本当どうしてもという方は湯たんぽをして寝るなど対策してもいいかもしれないです。
普段の生活でも、夏などでは必然的に薄着になったりすると思うのですが、冬などの寒い季節に薄着をすることで、
身体が「寒い」という感覚になり、体温を維持する為に脂肪を多く使おうと脳が働くので、寒いっと感じる方が実は脂肪を有効活用できています。
ただし、外がいくら寒くても暖房の効いた部屋の中にいれば、
当然、夏と変わらないのでその中で生活をしていけば寒さに耐える為に脂肪を蓄えようとするので、食欲が増します。
なので、冬に太りやすくなるという事実もあります。
冬に脂肪消費が目的であれば、薄着でウォーキングやジョギングなどの運動をすれば夏よりは脂肪を多く消費できます。
その証拠に南極基地の隊員は寒い中でお仕事をしているわけなのですが、
1日の摂取カロリーが4000~8000kcalとかなり摂取量としては高めなのですが、太ったりしてないとのことです。
薄着でのダイエット効果すごいですよね。
けれど、いくら薄着がダイエットに効果があるからといって震えるほど薄着するのは絶対NGなので注意しておきましょう。
寒い冬を薄着で耐え抜くのはなかなかハードルが高いものです。逆に厚着での効果はないのでしょうか?そちらもご紹介します。
厚着でのダイエット効果ってあるの?
人の平熱は35.5度~37.5度くらいまでで、1日の内でも時間帯によって変化するので、温度差は最大1度となっています。
厚着をすると確かに通常よりも少し体温が上がることがありますが、一時的に上がっているものなので平熱自体が上がっているわけではありません。
血行を良くする為には手足の冷え対策は必要ですが、必要以上に温め過ぎても実はダメなのです。
必要以上に温めすぎることで、汗をかいてその汗が冷えて逆にマイナスに作用したり、身体の機能が低下してしまうことがあります。
なので、厚着をひたすらすればいいと良いわけでもないということになります。
体温自体を上げるにはお風呂などに入って身体を温めたり、
適度なマッサージで血行を促進したり、筋肉量が必要なので運動をするなどをすることが大切です。
なので、効果は薄着に比べ出にくいと認識していた方がいいでしょう。ダイエットをするのであればやはり薄着が効果的です。
勘違いをしてはダメ!身体を冷やすことがいいわけではない
ここまでの流れで薄着の方がダイエット効果があることが分かったと思うのですが、「体温を冷やせばいいのか!」というわけではありません。
ここは勘違いしてはいけないポイントになります。身体には絶対に冷やしてはいけない部位があります。
なぜ冷やしてはいけないかというと、身体を冷やすことでリンパ液の流れを悪くしてしまうからです。
リンパの流れが悪くなってしまうとリンパ管の容量がオーバーしてしまい、むくみ、肥満、めまい、コリ、だるさ、病気になりやすくなり、
たるみ、シミ、シワ、くすみ、セルライトなどの原因になってしまいます。健康面、美容面どちらでもデメリットでの影響がたくさん出てきます。
特に女性は男性に比べ筋肉が少なく脂肪が多い傾向があり、
生理が7、8年分もあると言われているので貧血気味の方が多く、男性より体温が冷えやすいのです。
その中で特に冷やしてはいけない身体の部位はずばり「腸」なのです。腸にはたくさんのリンパ節がたくさんあり、体中のリンパ球が集結しています。
脂肪や水分の吸収、便通を良くする為に助けてくれますし、腸内環境をよくすることで免疫力を高めてくれます。
腸内環境を良くすることで、肌の調子もよくなったり痩せやすくなりやすくもなります。
腸に良くないのは、冷えもそうですが、大きなストレスも原因と言われています。
温めることはもちろん、腹式呼吸やお腹のリンパマッサージをすることで腸の代謝を上げてくれるので意識してしてみてほしいです。
「腹巻」なども腸内を温めるのに効果的なのですが、締め付けはかえってリンパの流れを狭くしてしまうので、
きつすぎないものやストレッチ性があるものも避けましょう。
その他には、首、手首、足首という3つの首も冷やしてはいけない部位になります。
静脈がでている部位なので、首という名のつく場所は、冷やすと身体にダイレクトに影響がくるので要注意です。
なるべく素肌をださないようにすることが大切です。
特に寝るときや外出のときは首に巻くものがあると、風邪がひきにくくなったり、肩こりが軽減されるというメリットがあります。
まとめ
- 薄着がダイエット効果があるのは本当だった
- 厚着でのダイエット効果はあまりない
- 身体を冷やせば痩せれるというわけではない
- 身体を冷やしてはいけない部位は「腸」と「3つの首」
まさか服装だけで、ダイエット効果がこれだけあるとは思いませんでした。
脂肪が蓄えられる冬だからこそ身体を何かしら工夫をして体型を維持しなければなりません。
夏は自然と汗をかく機会はあると思うのですが、これが冬になると減少してしまいますので、
薄着をするといった簡単なことをするだけで脂肪を減らすことに繋がるので挑戦していきましょう。
ただ薄着をするのではなく絶対冷やしてはいけない「腸」と「3つの首」は体温を保ちつつ冬ならではのダイエットを頑張っていきましょう!
コメントを残す