断食ダイエットを中学生がすると?適したダイエット方法とは?

断食ダイエットをしたことがありますか?

1日3食食べるところを、食事をとらないというダイエットなので、かなりハードだと思います。

大人の肥満の方なら、健康のために断食ダイエットをすることはよくあることだと思います。断食ダイエットは、確かに痩せるのです。

ですが、中学生がしてもよいものなのでしょうか?

中学生は、成長期で体重が増えることがあるため、ダイエットを考え始める人が多いのです。

私もそうでしたし、友達同士で、ダイエットの話をよくしていました。

中学生は、身体的にも精神的にも、成長する時期で、この時期によくないダイエットをすると、後に悪い影響を及ぼしかねないのです。

今回は、中学生に適したダイエット方法もご紹介いたします。

これを参考に、今後の人生に役立つ、健康的な身体を目指してほしいと思います。

 

そもそも断食ダイエットとは?

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断食ダイエットと聞くと、私は、体重は落ちそうですが、強い意志とメンタルが必要だと思います。

やはり私と同じくそう感じる方もいるようで、今は「プチ断食ダイエット」というのが、注目を集めています。

その方法メリット注意点を簡単にご説明いたします。

プチ断食ダイエットの方法

1週間程度の期間のみ断食するダイエット方法です。ちなみに、実質、断食をするのは3日間です。

  1. 断食前の2日間軽食にする。少しづつ体を慣らすことが大切です。
  2. 断食中は水分と塩のみ摂取する。
  3. 断食後は、胃腸の回復を促す回復食にする。体を元の状態に戻していくのが大切です。

プチ断食ダイエットでも、断食前後に気を付けなければならないことがあって、簡単に痩せるのは楽ではないことがわかります。

プチ断食ダイエットのメリット

プチ断食ダイエットは、体重を落とす以外にも、メリットがあります。ここでは、3つほど挙げたいと思います。

  • 胃腸の回復

食生活が乱れていて胃腸が荒れている方は、断食で胃腸を休ませてあげることが出来ます。

細胞が修復されて本来の機能が回復します。胃腸が軽く感じられることもあります。

  • 手軽に行える

断食中は水分と塩の摂取だけと厳しいですが、その他、特に必要なものはなく、家の中で取り組めます。期間も短いです。

早く痩せたい人には、おすすめです。

  • 短期間で効果が出る

なかなか体重が落ちないと、ダイエットへのモチベーションを下げてしまいます。

プチ断食ダイエットだと、体脂肪が分解され、みるみる体重が落ちるのです。きっと楽しさも感じられるのではないかと思います。

プチ断食ダイエットの注意点

体質的に、断食が合わない人がいます。筋肉量が少ない人痩せている人栄養が必要な人です。

中学生も、栄養が必要な人に当てはまると思います。栄養不足や、体を壊してしまう可能性があります。

断食ダイエットと中学生

中学生が、断食ダイエットをするのはリスクがあって危険です。

断食をすると栄養が体に取り込めなくなります。体調不良になる人もいます。

きっと中学生は内緒でこの断食ダイエットをする人が多いと思うので、

断食前の2日間の軽食や、断食後の回復食をきちんととることが出来ないのではないかと思います。

ですので、中学生にはおすすめできません。

 

中学生はどうして太りやすいの?

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中学生というと、まだまだ身体の成長途中で、成長期と呼ばれます。この時、身体は大きく変化します。

また、最近の中学生は、夜型生活や、塾通いやゲームのし過ぎによる運動不足、食生活の乱れによって肥満になりやすい環境でもあるのです。

中学生は成長期

中学生は、最も身体が成長する時期です。一般的に男子で約12歳、女子では約10歳を指します。

主に体重の面では、男子は男性ホルモン、女子は女性ホルモンの影響を受けます。

男子は年齢と共に体重は増加しますが、成長期には体脂肪が減少します。

一方女子は、体重の増加のピークは9歳頃12歳頃で、12歳頃には、体脂肪のピークとも一致します。

女性ホルモンの影響により、女性らしい体つきになりつつある年頃なのです。ですから、この時期は太りやすいということがわかりますね。

女子の体重増加と体脂肪のピークが12歳頃ということなので、中学生もまだまだ成長する時期なのです。

中学生の痩せたい願望は危険!?

ちょっとした「痩せたい」という願望によって、病気に発展することがあります。

「痩せたい」と誰もが1度は考えるであろうことなのに、恐ろしいことだと思いました。

中学生が「痩せたい」と思う気持ちはよくわかります。

私もそうでした。ちなみに、私もこの時期に、体重が増加しました。

それまでは、痩せている方でしたが、体重が1年間で急激に増えたのです。

その時は、成長期であることをあまり知らなかったので、驚きました。今でも覚えているほど、ショックでした。

中学生が特に起こり得る、摂食障害についてご説明いたします。

摂食障害

ダイエットやストレスや胃腸の不調等によって引き金となる場合があります。

心身ともに成人になる前に重大な問題を引き起こしてしまいます。

  • 神経性やせ症

約半数の患者は、ダイエットをしていて、途中から過食や嘔吐がコントロールできなくなります。

明らかに痩せていても、それを異常だと気が付きません。下剤乱用が始まる場合もあります。

体力低下に伴い、学業日常生活にも支障が生じます。

多くは、期待される体重増加がしていないことで、発覚します。

治療は、外来治療を行いますが、入院が必要になることがあります。

低体重が著しくなくても、体が極端に弱っていたり、体の異常・精神症状が強い場合にすすめられる場合もあります。

  • 神経性過食症

自分ではコントロールできない大量の食事や、それに対して体重が増えないように、嘔吐等不適切な代償行動を繰り返します。

過食後は、体重増加や疲労感から学校に行けなくなるなど、生活面にも影響が出る場合があります。

神経性やせ症と同様に、やせ願望や肥満恐怖があります。

治療は外来が基本です。まず、毎日の生活パターンを把握し、生活にリズムを決めます。

そして、最初は過食をなくすというよりも、食事の規則性やコントロールする感覚を取り戻すようにします。

薬物療法や心理療法を行う場合もあります。

学校や家庭での対応

私も中学時代、痩せ願望は強くあった方だと思います。病気にまでならなかったのは、きっと良い友人両親のおかげだったと思います。

クラスメイトには、痩せている人もいて、そのことを自慢する苦手な人もいました。

しかし、体重が私と共に増加した人が多く、励ましあっていました。

それからダイエットの話をお互い話すようになって、なんでも言い合っていたので、私は諦めもついたのだと思います。

また、私の家庭では、小さいころからよく食べることを褒められていました。

そんな家庭だからこそ、私が食べなくなると、両親が心配するのではないかと思いました。

両親は私がダイエットをしていることには気が付いていたと思いますが、

食事はとっていたので、何かを言われてストレスを感じることもありませんでした。

母親からは、自分が若い時にしていたエクササイズみたいなものを教えてもらいました。

痩せたいという私の思いもわかってくれていたと思います。ありがたいことです。

このように、特に中学生は、学校家庭で病気になるような引き金があるのではないかと思います。

温かく見守ってくれる家庭や、学校での対応で、病気を未然に防ぐことが出来るのではないかと私は思います

病気の症状が見られた場合、ご家族と共に受診することも大切だと思います。

 

中学生に適したダイエット方法

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中学生は、ダイエットによって病気の発症も考えられるので、ダイエットしても良いのだろうか?と、思いますよね。

中学生は成長期ではありますが、今後の人生においての生き方も決めかねない大事な時期です。

ダイエットと中学生

極度のダイエットは、貧血便秘肌荒れ抜け毛骨そしょう症や、生理が止まったり、筋肉が減ったり、成長の妨げになったりする人もいます。

中学生は成長期で、栄養が特に必要な時期に摂れないのは、体がおかしくなります。

一生に幾度とない成長期に栄養を摂らないことは危険です。食べても元に戻らない可能性もあります。

しかし、いくら成長期のピークであっても、肥満は生活習慣病の原因になり、よくないものですね。

運動食生活生活習慣等を見直して、健康的な毎日を送れるようになりましょう。

男子と女子の違い

男子と女子では、成長のピークが違うように、ダイエットでもそのことが影響します。

  • 男子

中学生の男子の身長は伸び盛りです。体重は成長期が過ぎた大人になってからでも、落とすことが出来ます。しかし身長は伸びにくくなります

例え、太っていても、1番に伸びる時期なので、身長を伸ばすことだけを考えた方が無難です。

  • 女子

中学生の女子の身長は伸びにくくなります。男子のように身長が伸び痩せてくるということは、なかなかないものです。

しかし、発育の途中で女性ホルモンが上昇していく時期なので、この時期に無理なダイエットをすると、

子ども体型のままだったり、月経異常の確率が高くなります。

これなら大丈夫!中学生におススメのダイエット方法とは?

  • 運動

ダイエットの定番と言われる運動はいかがでしょうか。

運動はカロリーを消費するだけでなく、脂肪が落ち、筋肉がつくことで、代謝が良くなり、痩せやすくなります。

ハードな運動ではなくても、脂肪を燃やすには、ウォーキングジョギング等の有酸素運動の方が効果があります。

また、筋肉を鍛えることもおススメです。基礎代謝が高くなり、太りにくい体になります。

私は中学生の時、ダイエットのため、腹筋、背筋、スクワットや、雑誌に載っていたエクササイズをよくしていました。

体育会系では、全くありませんでしたが、筋トレは自分の部屋で誰にも見られることなく行えるので、

周りの目を気にすることなく、マイペースに出来ました。

運動は面倒だと思われがちですが、工夫次第で取り組みやすくなります。

  • 食生活

まず、1日3食決まった時間に食べることが大切です。食事を抜くと、万一の備えのために脂肪が蓄えられるのです。

また食事をするときはゆっくり、よく噛んで食べることも大切です。一口に30回程噛むことを意識してみましょう。

食べる時間が長くなるので、脳の満腹中枢が満腹だと認識するのです。

その時間は15~20分位です。食事の量も減り、カロリーも減るので、食べ過ぎ防止になります。

間食低カロリーのものを選ぶ等、上手に付き合っていけるようになりましょう。

成長期は特に食べ盛りでもあるので、ついつい思わぬところで、間食をしてしまいがちです。

私が中学生の時には、部活帰りの夕食までの間に、お腹が空いて、コンビニでパンやお菓子を購入し食べてしまっていました。

自分では少しの量でしたので気にしていませんでしたが、体重増加にはこのことも影響していると思います。

おやつは時間を決めて、減らすようにしましょう。

  • 生活習慣

出来るだけ、早寝早起きを心がけましょう。体の循環が良くなるので、ダイエット効果があります。

また、規則正しい生活をすることは、より良い成長を促進することにもつながるので、成長期には大事なことだと思います。

こちらのYouTubeでは、元中学生教師が中学生のダイエット方法についてお話しされています。

引用 YouTube

有酸素運動野菜を増やす良い生活習慣炭酸水と果物を食べることを重点的に説明されています。ダイエットに興味のある中学生は必見です。

ダイエットをしてスリムになるだけではなく、生き方も変えよう!

ダイエットを決意して、運動や食生活に気を付けたり、生活習慣を改善したりすることを、一時期間だけ実行しても、また元の体重に戻ってしまいます。

少し厳しいようですが、その後また運動もせずに、間食を多くしてしまったりすると、間違いなくリバウンドをしてしまうためです。

リバウンドを何度も繰り返すと、だんだん減量が難しくなってくることはご存知ですか?

リバウンドとは、怖いものなのです。ですから、無理なダイエットは避けてください。

そして、ダイエットに関係なく、例えば「運動を心がける。間食しない」を毎日の生活で取り組んでいくのです。一時ではだめなのです。

私は「365日ダイエット」という意識が大事だと思います。

私はそのようにいつも考えています。

もともとよく食べる方なのですが、腹八分目にしたり、間食を避けたり、運動をしたりしています。

中学生の時に太った時も、先ほども書きましたが日頃から、筋トレをしたり、間食を避けるよう意識しました。

そうしていたので、肥満体にはならず、今のこの体があるのだと思います。

ダイエットの成功だけにこだわらず、スリムな体を維持することも心がけましょう。

 

まとめ

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 元気な中学生.jpg です
  • プチ断食ダイエットとは、メリットもあるが、栄養が必要な中学生には向かない
  • 中学生は成長期で体が大人へと変わる大切な時期
  • 中学生は、ちょっとした「痩せたい」という思いで、摂食障害になることがあるので注意が必要
  • 運動、食生活、生活習慣を整えるという中学生に合ったダイエット方法がある
  • ダイエット期間だけではなく、日頃の生活から変えて、スリムな体型を目指すことが大事

中学生の皆さんは、ダイエットについてよくわかりましたか?

中学生は大人になる前の大事な時期です。断食など無理なダイエットは止めましょう。

もし、肥満で悩んでいるようなら、正しいダイエット方法に取り組んだり、友達と話してみたり、相談してみましょう。

悩んでいるのが自分だけではないということがわかると思います。

中学生を子どもに持つ親御さんは、子どもがダイエットを始めたら、気になることではあると思います。

断食など無理なダイエットをしないように、そっと見守り、バランスの良い食事にするように心がけましょう。

中学生がダイエットをすることが良くないことではありません。正しい知識を身に付けて取り組むことが何より大切です。

中学生は成長期で、太りやすいこともあり、体重やスタイルが気になる時だと思います。敏感になっている時期でもあると思います。

太ってしまったことで悩んでいるようでしたら、子どもの様子に注意を払い、摂食障害にならないように気を付けましょう。

それでは最後に、太っていることを気にしている中学生の皆さんへ。

スリムな体を手に入れ、生き方を変え、自信をつけて、明るく楽しい中学生活を送りましょう!

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